ペインクリニックでの主な対象疾患

頭痛 顔面痛

  • 頭痛専門医の頭痛外来
  • 頭痛(片頭痛・群発頭痛・緊張性頭痛など)
  • 顔面痛
  • 三叉神経痛
  • 顔面けいれん
    など

整形外科疾患一般

  • 肩の痛み(肩こり、五十肩、寝違い)
  • 首の痛み(頸椎症、頸椎椎間板ヘルニアによる首や手の痛み)
  • 胸の痛み(肋間神経痛、脊椎圧迫骨折)
  • 腰痛(ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア)
  • 下肢の痛み(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症など)
  • 膝の痛み(変形性膝関節症など)

様々な原因で起きる神経痛

  • 帯状疱疹(ヘルペス)の痛み
  • 糖尿病などに伴う神経痛
  • 肋間神経痛
  • 手術や外傷後の長引く痛み
  • がん性疼痛
    など

慢性の腰下肢痛

脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は中高年の腰・下肢の痛みやしびれ、歩行障害の主要な原因となっている病態です。
脊柱管とは背骨の中の脊髄神経が通っている管で、そこが狭くなることで神経が圧迫を受け、痛みや痺れを生じます。症状としては腰痛、お尻から足にかけての痛みと痺れで、特に歩くと足に鉛が入ったようにだるくなり、少し休むと楽になるといった症状があります。

症状の出始めには保存療法(投薬治療)を試しますが、効果がないときには神経ブロック療法を行っています。
この療法にはいくつか種類がありますが、まずは硬膜外ブロックがよいと考えます。脊髄を覆っているもっとも外にある硬膜の外側の空間(硬膜外腔)に麻酔薬や炎症を抑える薬剤を注入し、障害を受けた神経の血流や圧迫、癒着による神経の炎症を改善させる方法です。

変形性脊椎症

変形性脊椎症レントゲン図

変形性脊椎症とは、加齢に伴って背骨(脊椎)が変形することにより痛みなどの症状が出現するものす。

中年以降の成人にみられ、主に首(頸椎)と腰(腰椎)の背骨に発症します。老化により、背骨のクッションの役割をする椎間板が変性し、それに伴って骨の端にとげができたり(骨棘:こつきょく)、背骨を支える関節や靱帯が変形することが基盤となって、頸椎では首から肩にかけての痛みが、腰椎では腰の痛みが出現します。

神経が圧迫されると、上肢や下肢に痛みやしびれが出る場合もあります。
痛みは動き始め(立ち上がるとき、寝返りをするとき、など)に出現し、動いている時はそれほど痛みが強くないことが多いのが特徴です。

治療は、保存的な治療が主体となり、理学療法と薬物療法(消炎鎮痛薬、筋肉を和らげる薬、など)が基本となりますが、痛みが強い場合は神経ブロックが効果的です。
硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間関節ブロックなどの神経ブロック法をそれぞれの病態にあわせて行います。

頸椎症・頸肩腕症候群

頸椎症・頸肩腕症候群イメージ

頸椎の椎間板ヘルニアや加齢による椎間板の変化により神経根を圧迫・刺激をし、頚部の痛みや上肢の痛みが生じます。

症状の出始めには保存療法(投薬治療)を試しますが、効果がないときには神経ブロック療法を行っています。この療法にはいくつか種類がありますが、まずは腕神経叢ブロックや硬膜外ブロックを行います。
また他にも神経根ブロックなどの治療法があります。

神経障害性疼痛

外傷、手術、何らかの病気によって神経が傷害されたために痛みが続く場合があり、これを神経障害性疼痛と呼びます。
代表的なものとしては、帯状疱疹の痛み・帯状疱疹後神経痛、糖尿病性末梢神経障害、四肢を切断した後の痛み、複合性局所疼痛症候群などです。

感覚が過敏になっていて皮膚を触るだけで痛みが出たり、感覚が鈍くなっているのに持続性の痛みがあったり、誘引なく強い痛みが走ったりすることがあります。

一般に消炎鎮痛薬や麻薬性鎮痛薬の効果が少なく治り難いので難治性になる場合があります。 治療法としては抗うつ薬や抗てんかん薬などの薬物治療が中心となりますが、症例によっては各種神経刺激療法や神経ブロックが有効な場合があります。

帯状疱疹の痛み

子供の頃にかかったみずぼうそうウィルス(水痘帯状疱疹ウィルス)は脊髄の後根神経節や三叉神経節に潜伏感染し通常は何もせずおとなしくしています。
ストレスや免疫力の低下などをきっかけにウィルスが再活性化し発疹と痛みを起こす帯状疱疹を発症します。通常身体の片側に生じ、ピリピリ、チクチクする痛みが水疱に先行する場合もあります。
水疱の治療は主に皮膚科で行いますが、抗ウィルス薬でのウィルス増殖の抑制、初期の炎症や痛みには抗炎症薬を用います。

痛みの性質は
・ピリピリ、チクチクと表現される刺痛であったり
・かるく触っただけ、風が吹いただけでも痛かったり
・灼けるような痛みであったり
・ビーンと電気が走るような発作痛であったり など様々です。

皮膚の症状が治まるにつれ、痛みも落ち着いてくる場合が多いですが、
・皮膚の症状が重症
・60才以上での発症
・発症早期から皮膚の知覚が低下するような場合
に神経痛を残す事があります。

皮膚の症状が治った後でも、神経痛だけが残りますので帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。神経痛への移行は水疱が出来てから3ヶ月が目安となりますので、痛みが強い場合は出来るだけ早く痛みに対する専門治療が必要となります。

治療薬として痛みの性質に応じて抗炎症薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、副腎皮質ホルモン薬などが用いられますが、痛みが強い場合にはペインクリニックで神経ブロック治療を併用することがあります。2010年に帯状疱疹後神経痛に適応のある薬「リリカ」が日本でも使用出来る様になり、治療の選択肢が広がりました。

頭痛・顔面痛

三叉神経痛

三叉神経痛は別名疼痛性チックとも言われ、顔面に生じる痛みの中でも、最も痛みの強い部類に含まれます。

通常片側に生じ、痛みの性質は「電気が走るような激痛」「刃物で刺されるような刺痛」等の大変強い言葉で表現されます。
三叉神経の3本の枝の中でも頬(第2枝)、顎(第3枝)に症状が出ることが 殆どで、額(第1枝)に生じることは希です。

発作的な痛みは
・トリガー域(痛みはいつも決まった場所から生じる)
・トリガー因子(痛みは洗顔、ひげ剃り、歯磨き、食事などのいつも決まった刺激で起きる)
によって誘発されることが特徴的で、発作が続くと満足に食事を取れなくなる場合もあります。
痛みの持続時間は数秒から長くても2分程度です。
鈍い痛みが長時間続くようなら別の病態かもしれません。

テグレトールが非常に良く効きますが、服薬のみで発作痛が治まらない場合は手術や神経ブロックなどが併用されることもあります。
脳内の血管と三叉神経節が接触することで、三叉神経痛が生じることが知られていますが、希に目や鼻、歯や脳自体の変化で神経痛様の症状が起きる場合がありますので、念のために頭部MRIなどの画像診断を受けておくのが安心でしょう。

慢性頭痛

慢性頭痛イメージ

慢性頭痛には大きく分けて
①片頭痛 ②緊張型頭痛 ③群発頭痛 があります。
片頭痛と群発頭痛は,痛みは強いですが生ずる期間は限られています。

比較的くすりに対する反応がよく,患者さん一人一人にあう薬を探していけば,多くの場合生活の障害も最小限でおさえることができます。

当方では,単に薬を処方するだけでなく,効果や副作用は勿論,お一人お一人のライフスタイルを十分聞いた上で最良の対処法をアドバイスするよう心がけております。

「しめつけられるような」痛みが特徴の緊張型頭痛の場合には,比較的くすりの効果も良くないですが,漢方薬や生活指導などもおこないながら対応していきます。

痛みの強いときには,トリガーポイント注射などの簡単な神経ブロックを併用することもあります。

慢性頭痛の中には,稀ではありますが脳の器質的な異常が原因である場合もあります。十分な診察を行った上で,そのような病気を見つけるためにより詳しい検査をお勧めする場合もあります。

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当ペインクリニック内科の概要

さかうえクリニック外観
診療科目
  • ペインクリニック内科
  • リハビリテーション科
  • 麻酔科
休診日
日曜、祝日、木曜・土曜午後
専門医資格
  • 日本ペインクリニック学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医
  • 日本麻酔科学会専門医
当院までの交通
兵庫県西宮市和上町1番16号
日本生命西宮ビル1階
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